地表の汚染地図

地表の汚染地図がいろいろ出ていることに今頃気づいた。

これは群馬大の早川という先生が定期的に発表している放射能の広がり調査図
(県境を強調してみた)。
東京は概ね白(閾値以下)だが、それでも汚染されているのは知ってのとおり。
ということは、色の付いている場所は結構危ないのだ。
詳しくは:http://kipuka.blog70.fc2.com/

国立環境研究所の放射性物質の大気輸送沈着シミュレーション
(3.11からの累積量のキャプチャ)
このほうが、汚染を広範囲に捕らえている。
詳しくは:http://www.nies.go.jp/shinsai/

>千葉の野菜はどうだろう?
千葉県北部と、東京湾岸が駄目。ここらは近郊野菜の産地だから、食べないほうが良い。
どーーーしても近県の野菜を食べたいなら、千葉より埼玉や都内産がましとわかろう。
もちろん、群馬、栃木、茨城、福島はNG。

新潟も、十日町は首都圏向け「きのこ」の産地だが、危ない感じだ。
どうしても「きのこ」を食べたいなら、新潟より長野。

野菜は長野・静岡か、本当は愛知県より西としたいところだ。
大地を守る会「西の野菜セット」定期購入について、母の説得が急務だな。
秋田、青森もいいようだ。

■地表のどういうところに、放射能汚染されたものが溜まりやすいかを、
上の早川先生が実際に歩いて測定している(上記サイト「放射能散歩」)。
浸透性の良い場所:
・水はけのよい土
・水の上
・目の細かいアスファルトやコンクリート道路

これより3-5倍ほど濃度が高いのが:
・落ち葉や砂土が吹き溜まっている場所
・道路の側溝や、側溝ふたの上
・目の粗いアスファルト(目にごみが溜まる)

つまり、海底で、放射能が泥に絡め取られ、海流で吹き溜まって
偏在しているのと、同じようなことが地表でも起こっているわけだ。